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Canoscan 9000fでANRガラスを試してみる [雑記]

これまでブローニーフィルムは、Canoscan 9000fを使ってスキャンしてきました。
(35mm判はCanoscan 9000fだとピントがこないのでお店スキャンでした)

これまでアップロードした写真を見てもらえばわかると思いますが、Canoscan 9000fでは、正確なピントはきません。
フラッドベッドスキャナでは、EpsonのGT-X970の方がCanoscan 9000fよりもピント精度が高いのは、間違いないでしょう。

Canoscan 9000fをできるだけGT-X970のピント精度に近づけるため、ちょっと実験してみました。

そもそもCanoscan 9000fは、なぜピントが甘いのか?
WEBなどの情報によれば、どうも「ピントの合う面がガラス表面付近だから?」ってことのようです。
Canon純正のフィルムホルダーは、ガラス面から数mm程度の位置にフィルムがくるのでピントが合わない?らしいです。
さらにフィルムがカールしてると純正フィルムホルダーを使用しても、たわんでしまってフィルムが平坦にならずピントが合わないらしい。

GT-X970の場合は、反射原稿用のレンズとフィルム用のレンズと2個装備されているそうで、フィルムの場合、ガラス面から3.5mmあたりの位置にピントがくるらしいです。
GT-X970に関しての詳細は、WEBで検索してみてください。
いっぱい出てきます。

で、話しをCanoscan 9000fに戻します。
上記ふたつの問題を解決するために、試しに無反射ガラスを買ってみました。
ヨドバシカメラで1000円でお釣りがくるものです。
ライオン製「無反射ガラス(六切)」です。

英語でAnti Newton Ring Glass(ANRガラス)というらしいです。

使い方は超簡単!
フィルムをスキャナ面のガラスに直置きしてANRガラスを上から置くだけ。
以上!

まぁ、実際にスキャンしたものを見てもらった方が早いと思うので乗せておきます。
どっちがいいかは、ご自分で判断してくださいね(^^)

まずは、Canon純正フィルムホルダーでスキャンしたもの。

003
Canoscan 9000f + Canon Film Holders

そして、ANRガラスでフィルムを挟み込んでスキャンしたのがこちら。

002
Canoscan 9000f + Anti Newton Ring Glass inserts

拡大する場合は、上記の写真をクリックしてflickrから写真を右クリック⇒「Original」を押せば等倍で見れます。
拡大して見ればわかりますが、どちらもピントはほぼ同じ。
つまりCanoscan 9000fは、フィルムホルダー使っても、直置きでもピント精度はほぼ変わらないみたいです。

ただ、フィルムの平面性については、ガラスで挟み込むANRガラスを使ったほうが良い効果が見込めます。
特にフィルムがカールしている場合など。
今回スキャンしたフィルムは、フィルムのカールはほぼ無かったので、フィルムホルダーを使っている場合との差があまり出てないです。

結論、フィルムの平面性を考えれば、ANRガラスで挟み込んでスキャンした方が良さそう。
今後は、純正フィルムホルダーの出番は無さそう。

それに、ANRガラスで挟み込むことでフィルムの銘柄までスキャンできてカッコイイ!!
3枚を1度にスキャンできるのもいい!!

ただ、このライオン製無反射ガラスは、ガラス1枚しかない上にカット面が割りと荒削りなので間違って指を切っちゃいそう。。
何かしらテープ貼って安全対策しないといけなさそうです。

Canoscan 9000fをお使いのみなさんもぜひ試してみてください。
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