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ミノルタオートコードIII型 [雑記]

突然ですが、先日、使用頻度の少ない手持ちの広角レンズEF24mm F1.4Lをドナドナしまして、新たにカメラを買いました。
それがこれ、ミノルタオートコード君です。

ミノルタオートコードIII型1

1965年発売のミノルタオートコードIII型です。
コニカとくっつく前のミノルタ社製、二眼レフ最終型になります。

オートコードは、中古市場でも国産二眼レフでは、ヤシカフレックスやリコーフレックスといった国産一眼レフの中でもダントツに人気があります。
40年前のカメラとは言え、少々お高かったです。。(^^;)

それでも購入したのは、二眼レフがかっこよかったのと、今はなき、ロッコールレンズの描写が思いのほか素晴らしかったからです。

ミノルタオートコードIII型2

ビューレンズには拭き傷が多数。
ただ、このレンズはファインダー用のレンズなので多少の傷は問題ありません。

ミノルタオートコードIII型3

中古で購入した時は、カメラ本体とケース以外付属品はありませんでしたが、たまたま立ち寄った中古カメラ店でミノルタ純正の金属フード、UVフィルターを見つけ購入しました。
ストラップも専用品で、これは、カメラを購入したお店にあった在庫をセットで購入しました。

金属フード、UVフィルター、ストラップで那覇発羽田着の片道航空券くらいになりました。。
高いっ!!

ミノルタオートコードIII型4

ミノルタオートコードIII型5

撮影用のテイクレンズには、傷がありませんでした。
この個体、40年以上前のカメラとは思えないほど綺麗でした。
前オーナーは、コレクションとして防湿庫に閉まったままにしてたんじゃないかと推測してます。
(ケースから葉巻?のような少し甘い香りがします)

シャッター全速階調、絞りも問題なし、ピントレバーも滑らかな動きをみせてくれて大満足です。
ただ、1点だけ、セルフタイマーが途中で止まってしまうことがあったのですが、グリスが中で固着してるのかと思って、何度か自分で空シャッターを数十回切ってやったところ、ほぼ9割5分動作するようになりました。

完全機械式のカメラは、使ってあげればあげるほど、快調になるそうなので、週に一度は空シャッターを切ってあげるようにします!
(機械式カメラって、寂しがり屋なんですね)

早速試写してみました。

二輪車
Minolta Autocord III型 / ROKKOR 75mm F3.5 / Kodak E100VS

なんともクラシカルな描写でデジタルには出せない、フィルムならではの写りです。
これ、デジタルデータ化するときにスキャナを使わず、EOS 5D mark IIにEF100mm F2.8L マクロレンズをつけて、デスク用の蛍光灯の上に100円均一で買ったポリシート?を重ね合わせたお手製すりガラス上にリバーサルフィルムをのせて撮影したものです。

ちょっと青っぽくなってるのは、デジタルデータ化したときのカラー補正がうまくできてないからです(^^;)
その内、スキャナも購入しようと思っていますが、それまでは、しばらくこの方法でいきます。。

路上スナップ
Minolta Autocord III型 / ROKKOR 75mm F3.5 / Kodak E100VS

フルマニュアル機なので、もちろん露出計がありません。
目測で露出を設定していますが、デジ一眼から入ってきた私としては、、いやー、難しい。。
これまでいかにデジタルカメラに助けられていたか思い知りました。。

海岸線
Minolta Autocord III型 / ROKKOR 75mm F3.5 / Kodak E100VS

このオートコードは、ライトバリューという露出表?みたいなものが使えるのですが、撮影前に色々と足し算引き算をしないといけないので、撮影までに少々時間がかかります。
ゆっくり、じっくり撮るためのカメラです。

頭を使うカメラなので、撮影してても楽しいです!
しかも、あがってきた写真が、中判なので35mmと比較しても断然綺麗!
しかも憧れのスクエア!
大伸ばしして飾りたいなー。

でも、まだ飾れるほどの写真はありません。。

目測で適正露出値を出せるようになるまでは、リバーサルで修行しようと思います。
ネガだといつまでたっても上達しないと思うので。。
がんばろー。
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